初日記
今の少年野球チームに対する不満が大きい。整理しないと寝られない。
最近、その件で頭がいっぱいで眠れないことが多い。昨日もこの時間まで起きていた。
所詮、子どもの習い事ではあるが、息子が好きな野球を続けていく上で、全力で応援したい気持ちがある。
好きな野球を長く続け、野球で大きな人生経験を積んでほしいと願う。
だからこそ、父親としてできる限りのことはしようと思う。
息子は今、小学1年生。野球が好きで、幼稚園の頃から自分とキャッチボールなどを繰り返し、野球チームに入っていた。
小学生になり、地元の野球チームに入り、自動的に自分もコーチとして所属することとなった。
単刀直入に何が不満かと言うと、監督のやり方である。
先日の試合で、以下のようなことがあった。
試合前の練習(ウォーミングアップ)で、息子がノックを受けていた。
ノックの順番を待っている時、息子と数人の子どもがよそ見をした。
その時、
「お前らはじゃまや。向こう行け」
ノックを打とうとした監督の怒号が飛んだ。
まだまだ低学年。状況がよくわからなかったその子たちはわけもわからず従った。
そして試合前、
「お前らはよそ見していたから試合には出さん」
実はこの試合は、低学年が主体として出れる(という形で位置づけられている)試合で、野球が好きで毎日練習していた息子は楽しみにしていた。
まだ、息子は1年生。怒られた子どもも試合に出られるレベルの実力ではない。
決して手を抜いていたわけではない。
上手なバッティングに一瞬目を奪われただけ。
ダッシュで移動し、声も出していた。
練習もさぼらずに来ている。
あんまりだ。
息子は半泣き。
グッとこらえて以前から教えてもらっていたバット引きとボールボーイを行う。
他のコーチがフォローするのかと思うと、誰も声をかけない。
笑っている。
自分はビデオ配信の役だったため、声をかけることはできず。
最後に監督がやっと息子に一声。
「今日は反省や。お父ちゃんにしこたま怒られて来い」
よそ見していた息子が悪い。
ただ、このチーム、試合に出ている3・4年生にもそんな子は多い。
なのに、なぜ、右も左もわかっていない子に向け、見せしめにもならないそのような言葉をかけるのか。
そして、なぜだれもフォローしないのか。
その試合だけでなく、練習の時からそうである。
この監督には、3年生に息子がいる。
そして、このチームの3年生は、4年生が少ないこともあり、ずっと主力で出続けており、レベルが高い。
そう、1・2年生には興味がないのだ。
そのくせ、
「お友達呼んでおいで」
「1年生でも試合に使ってやるぞ」
とか言う。
でも、ぼろ勝ちしている試合でも、低学年優先の試合でも、1・2年生が試合に出ることは皆無。
1年生は息子を入れて2人。2年生は4人。
実は、後1年半すると、今の3年生が抜け、自分が監督になる。
何となくわかると思うが。
入部者がいないと、
チームが成り立たなくなる。
ましてや、このままではやめていく子がいる気配。
「チームを変える」
よぎったが、その選択肢はない。
それは、一度決意したことを投げ出すような人に自分もなりたくないし、息子にもなってほしくない。
でも、野球を嫌いになってほしくない。
なんとかしたい。